■個々の中古車価格は「相場・程度」から形成されています。
 様々な条件により中古車の価格は決まります。
 同年式の車であっても程度により大きく価格は変わることもあります。
 ここでは、中古車価格を左右する主な項目を説明しています。



相場について
車体色 世の中の経済が不景気のときは、明るい車体色が人気になる。
今は全体的に白系・シルバーが人気。
スポ−ツタイプは、白系が高くダ−ク系が安い。高級車も同様。
しかし、車ごとに人気色は違う。その車に似合う色や市場の要求が多い色が高くなる。
人気で選ぶのではなく、自分の好きな色を買おう。
ダークグリーンや黄色の車は比較的安い。需要が少ないため価格を低くして販売している。
ガンメタ(グレー)やシルバーは汚れが目立たないためか、現在の新車販売では上位に位置する。


これは、シルバーツートーン
ミッション形式 中古車市場では、全般的にAT車(オートマ)の流通量が多い。これは新車のAT車販売率が非常に高いからだ。
スポーツカー以外は、AT車が高くMT車(マニュアル又はミッション)が安い。
スポーツカーはMT車が高く、AT車が安い。
しかし、特異車種(A31セフィーロ、JZXツアラーV等)はMT車の人気が高いため
AT車よりMT車が高い。


チェイサー ツアラーV (←AT車はMT車に比べ割安に買えて程度も良い物が多い)
ボディ形状 同じ車でもボディ形状が違うタイプがある。
「セダン・ワゴン・クーペ」の三つのボディ形状がある車種もある。
ワゴン(高)←クーペ←セダン(安)の順で価格は高い。
スポーツカーは、2ドアの方が高い。スカイライン等は良い例である。
しかし、セプターはセダンの方が人気が高いのでクーペは安い。
つまりその車の方向性と違う形状の方が安い<人気薄>といえる。
ちなみにドアの枚数が多いほうが使い勝手は良い。


テラノ3D (5Dのほうが人気は高く価格も高い)
走行距離 通常、車の年間走行距離は「1万〜1万2千km」ぐらいである。
それ以上走行している場合は多走行車扱いとなる。
当然、走行距離が少ない車ほど価格は高い。後々の修理コストがかからないためだ。
今の車は10万km走行ぐらい平気なのでそんなに敏感にならなくてもいい。
しかし、これは整備手帳に記す「交換時期」にしっかり消耗品等が交換された車に限る。
高速道路を頻繁に走った多走行車は、走行距離でみると程度の良いものが多い。
修復歴 修復歴とは、車の重要な部分をなんらかの事情により板金修正または交換したこと
を示す。
一般に事故車といわれるものが修復歴と見れる。
(修復歴車の中には、災害で傷つき、修復された車も含まれる)
最近の板金技術は素晴らしく、しっかりと修復されている事故車が多い。
事故車は、価格もそれなりに安く設定される。
修復車でも納得できる人は買いだ。
しかし売却時は、かなり買取価格が安いことを覚えておいてほしい。
修復車の定義は複雑なものである。バンパ−、フロントフェンダ−等の交換では
修復歴にはならない。
一般的にいうと、フレ−ム(基本骨格)を板金修理した車を修復車としている。
フレームが曲がる事故とはかなりの大事故と予想される。
修復車を買う前には、しっかりと試乗しよう。
値段が安いからと行って飛びつかないように、冷静に見つめなおして決断しよう。


ここが修復されていると「修復歴有り」となる
グレ−ド 普通の車の場合、ある程度のグレ−ドが設定されている。
相場ではそれが大きく販売価格に響く。
セルシオなどは良い例である。C仕様(高)とA仕様(安)では価格は大きく違う。
下位グレ−ドほど安い。買うなら上位グレ−ドを勧める。
不人気車の場合、上位グレードと下位グレードの価格差が小さいことがある。
初度登録年式 車は時間とともに価値が失われていくものである。(プレミアムカー除く)
同じ車であっても初度登録年式が1年違えば価格に大きく反映される。
例えば12月に登録された車と1か月後の翌年1月に登録された車では価格は変わる。
コストを抑えた車選びをしたいなら、1〜2月初度登録の車より前年の11〜12月登録車
を買うことがお得と言える。
装備 装備の有無によって販売価格は変わる。
同じグレ−ドで同程度でも価格が違ってくることになる。

■価格が高くなる装備例
・サンルーフ
・ナヴィゲーション/モニター(新型に限る、古いものは評価されない)
・オーディオ(新型に限る、古いものは評価されない)
・アルミホイール(大径)
・エアロパーツ(純正もしくはセンスの良い社外品)
・本皮シート(高級車全般)
ディーラー中古車販売店は、装備品による価格の差は小さい。
多くの装備品がついている車を探している人はディ−ラ−で買うと、買い得感が高い。
高級車では本皮シ−トが装備されていると高い。スポ−ツタイプ車ではあまり評価されない。
時期(季節) 相場は、時期(季節)によって変動することがある。
春は「新卒需要」が多いため、若者に人気の車が値上がりする。
しかし、5月頃には相場は落ち着く。
RV系は5〜8月が高い。あとの季節は似たようなものだ。
しかし、オープンカーは春と秋に相場が跳ね上がる傾向があるので注意が必要。
他の車種については、あまり季節による相場の変動は小さい。
[番外編]
プレミア
極稀に、人気新型車が発表され中古車市場に出てくるとプレミア価格が付く。
新車販売価格より高い価格がつくことも珍しくない。
この価格は、新車効果が薄れる時期か、ある程度の供給量が確保されない限り続く。
(例)バブル期=NSX(億単位)・Be-1(新車価格の2倍) 等