Sorry. Japanese Only .
【 高速化講座 】
Writed
1998/04/01
誰もが望むMachine高速化・・・。しかし、誰も教えてくれない高速化・・・。安定性も重視したい・・・。迷いどころです。しかし 、BenchMarkで友人たちに差を付けたい。何とか快適に簡単に高速化したいというDOS/Vユーザーたちと共有する裏技・表技集です。 かなり嘘っぽいと思われるものもありますが、信じれば救われるってな境地で試されてみては?( ̄^ ̄;)☆\(^-^;)
皆さんのマル秘作戦のご提案も受け付けます。
BIOS設定による高速化
Windows上での設定による高速化
ソフト・ドライバ・ツールによる高速化
ハードウェア設定による高速化
クロックアップ補足
番外編 (ちょっとだけ強化版)
BIOSによる高速化編
BIOS設定が解らないという方は、まず、自作講座のBIOS設定編をご覧ください。特に効果があるのは、ChipSet関連の(注) がついた部分です。抜粋を下に乗せておきます。取りあえず訳が解らなくても何とか高速化は可能です。良く読んでよく調べると後述のツール類を使った高速化にも間違いなく役に立ちます。
CPUだけ高速になっても、全体としては、それ以外のデバイス(メモリやハードディスク)の方が圧倒的に遅いのですから、ほとんどの場合CPUのアップグレードに伴い、これらがボトルネックになっていることが多いです。
現在メモリは、バースト転送という方式を用いてCPUにデータを送っています。RAS信号から始まってCASに移行し、ベースクロックに対して、何サイクルで転送するのかが重要になります。
たとえば、RAS、CAS間の時間が短ければ早くなりますし、バースト転送のX-Y-Y-Yの各X・Yの値が小さくなればより高速になります。しかし、むやみに短くできる訳ではなく、しかも使用するメモリの規格によっても上限は決められています。
★Chipset Features Setup( 抜粋)
ROM PCI/ISA
BIOS (XXXXXX)
CHIPSET SETUP UTILITY
AWORD SOFTWARE, INC.
Bank 0/1 DRAM Timing :
60ns
Bank 2/3 DRAM Timing : 60ns
Bank 4/5 DRAM Timing : 60ns
SDRAM Cycle Length : 2
SDRAM Bank Interleave : Disabled
SDRAM Prechange Delay : Enabled
DRAM Page-Mode : Enabled
DRAM Read Pipeline : Enabled Sustained
3T Write : Enabled
Cache Rd + CPU Wt Pipeline : Enabled
Read Around Write : Enabled
Cache Timing : Fastest
Video BIOS Cacheable : Enabled
System BIOS Cacheable : Disabled
Memory Hole AT 15MB Addr : Disabled
AGP Aperture Size
: 64M
AGP Transfer Mode
: 2X
Auto Detect DIMM/PCI Clk :
Enabled
Spread Spectrum : Disabled
System/CPU Warning Temp. : 66℃/151F
Current System Temp. : 34℃/93゚F
Current CPU Temp. : 33℃/91゚F
Current CPU Fan Speed : 52160rpm
Current Chassis Fan Speed : 32780rpm
CPU Vcore (V) : 2.20V
CPU Vio (V) : 3.52V
+5V : 5.01V
+12V : 12.13V
-12V : -12.16V
-5V : -5.07V
--------------------------------------
ESC : Quit ↑↓→
←:SelectItem
F1 :Help PU/PD/+/- : Modify
F5 :OldValues (SHIFT) F2 : COLOR
F7 :Load Setup Defaults
Bank 0/1 〜 4/5 DRAM Timing (注) : デフォルトは、60nsですから、変更の必要はありません。このチップセットの場合、70nsは70ns固定モード、60nsは60nsから70nsの最適ウェイトをかけるようです。従って、万が一70nsのFPMを使っても60nsで、自動的にウェイト値をあわせてきます。余力があれば、70nsでもある程度高速タイミングでアクセスするかも知れません。(^^;)
SDRAM Cycle Length (注) : CAS Latancy
と同じ意味です。メモリの読み出し位置を指定されてから、実際に読み出し可能になるまでの待ち時間を外部クロックを単位にして表したものです。待ち時間ですから、少ない値の方が高速になります。CL=3と表記されたものでも2で動作するものもあります。
SDRAM Bank Interleave : SDRAMのモジュール構成によっては、1枚のモジュールで2つのバンクを占有してしまうものがあります。このようなモジュールの場合に
Enabled にします。
SDRAM Precharge Delay (注) : 通常、DRAMは記憶保持のためにコンデンサからの電荷によって行います。しかし、コンデンサ故に一定の時間で放電してしまいます。従って、放電する前に記憶を保持するための作業(リフレッシュ)を行わなければなりません。その、SDRAMをリフレッシュする前に必要な電荷を集めるためのRAS信号に割り当てられるCPUクロック数の設定です。これを有効にするか否かを設定します。
DRAM Page-Mode (注) : 残念ながら、資料がありませんでした。英語マニュアルにも載っていません。多分、Enhanced
Paging の設定でしょう。(^^;) Enabledにすると、DRAMのページの解放を長く保ちます。結果DRAMにアクセスする待ち時間が短くなります。
DRAM Read Pipeline (注) : Memory読み出し時のバーストモードを有効にするかの設定です。通常Enabledにしないとパフォーマンスが落ちます。
バーストモードとは、データを連続的に読み書きする場合に行われる転送形態です。【 X-Y-Y-Y 】というタイミングを持っており、SDRAMでは5-1-1-1のタイミングで行われます。これを有効にするかどうかの設定です。
Sustained 3T Write (注) : L2 Cache(2ndキャッシュ)のモードを設定します。Enabledでライトスルー(Write
Through)、Disabledがライトバック(Write Back)のようです。ライトスルー(Enabled)にしておくと、キャッシュに書き込むと同時にメモリーにも書き込む為、効率が良くなります。
Cache Rd + CPU Wt Pipeline (注) : キャッシュリード→CPUライト
サイクル時にパイプライン処理をするかどうかの設定です。Enabledにしておきましょう。
(パイプライン処理とは、各過程を経る一連の流れを並行処理する事で高速化をはかろうとするもの。ここでは、キャッシュ読み込みCPU書き込みにかかる各段階の処理を同時処理します。)
Read Around Write (注) : データを書き込んだ直後、DRAMに書き込まれずに、チップセット無いのバッファに蓄えられている場合があります。この時、同じ内容のデータを読み出す命令が来た場合、DRAMから読み込まずにバッファから読み出すことで高速にしようといった処理をします。Enabledに設定しると有効です。
Cache Timing (注) : キャッシュのバーストモードタイミングです。Fastestで、3-1-1-1-1-1-1-1の10クロック。Fastだと、3-1-1-1-2-1-1-1の11クロックです。Fastestの設定にしておきます。
Video BIOS Cacheable (注) : ビデオカードのBIOSをキャッシュするかどうかの設定。Enabledで、キャッシュさせればVGAのパフォーマンスを高速化できるとされています。
System BIOS Cacheable (注) : システムBIOSをキャッシュするかどうかの設定。Enabledで、キャッシュさせればシステムを高速にします。
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Windows上での設定による高速化
まず、リソースを使うものは排除したり、起動時の設定を変えます。
簡単お気軽編
常駐ソフト
これは、BenchMark計測の前に、終了しましょう。エディタや、MSのFind Fastなど、スタートアップに登録され常駐してしまうものは、終了するか、取りあえずBench計測前に他のフォルダに移すなりの工夫をして、常駐しないようにしてから計測します。
Microsoft Plus!
これをインストールすると、ポインタは3Dでかっこよくなり、システムエージェントの監視が追加され、Fontの縁をなめらかになんて、色々機能豊富ですが、取りあえず、画面プロパティのPlus!タグで、全てチェックを外します。それと、ポインタも標準にし、システムエージェントはサスペンドしましょう。
スクリーンセーバー/パワーマネージメント
取りあえず、BenchMarkを行うときだけでも、この2つは外しておきましょう。CPUを使って常に時間で監視していますし、BenchMarkを行っている最中に働いてしまうなんてことが起きたら洒落にもなりません。
最近使ったファイルのクリア
スタートメニュー下の最近使ったファイルにファイル名が表示されるようでしたら、これもクリアしましょう。リソースを使ってしまいます。
クリアするには、タスクバーのプロパティ/スタートメニューの設定/[最近使ったファイル]の一覧/クリア
ですね。
デフラグの実行
ハードディスク上のファイルが分断されているとディスクアクセスパフォーマンスに大きな影響を及ぼします。BenchMarkの前には、デフラグを行いましょう。って言うか、普段から、デフラグかける習慣を付けておきましょうね。
フォントの整理
いろいろなフォントを集めて快適に文書作成を・・・というのは誰もが思うことです。しかし、フォントは、HDDを圧迫するし、それ以上にMemoryを大食いする曲者です。ずっと使っていないフォントがあれば、迷わず削除しましょう。また似たようなフォントで、チョットくらい太い細いの問題なら、細い方を取って置いて、太字はソフト上で強調すれば済みます。
スワップファイルの設定
BenchMarkには直接関係ない場合が多いですが、スワップファイルは、別のドライブ(出来れば高速HDD)に設定するのも手です。Windowsの起動時間や大きなアプリケーションなどの起動にはかなり影響します。
Memory確保
Windows95の場合、起動一発目に計測するより、物理Memoryを仮想Memoryに吐き出してやることによって、早くなる場合があります。方法としては、Word等を目一杯立ち上げ(10〜15くらい)てやると、取りあえず使わないMemory上の情報が、仮想Memoryに追い出されます。これを、一気に終了した後に、BenchMark計測をしてみて下さい。BenchMarkによってはかなり効果があります。
画面の色数
色数は少なければBenchでも高速とは言い切れません。Benchにもよりますが、最適な色数もあるようです。 Videoカードの性能に応じた色数設定ということもあります。
DMAコントローラの設定
DMAは、ダイレクトメモリアクセスの略です。入出力装置とメモリーのアクセスやメモリー同士のアクセスをCPUを経由せずに直接やりとりする方法です。このバッファをあらかじめ設定しておくと、結果が良くなるものがあります。
システムのプロパティ / デバイスマネージャ /
システムデバイス / DMAコントローラ / 設定 / DMAバッファの予約 で行います。設定値は0から64までです。システム・状況に応じて設定して下さい。
此処までしたら、ハードディスクの設定もDMA転送にしてしまいましょう。設定方法は以下の通りです。
システムのプロパティ / デバイスマネージャ /
ディスクドライブ / で、ハードディスクの方を選びます。そのDiskのプロパティで、/
設定 / DMA にチェックを入れます。
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チョット高度編
ファイルシステムのプロパティ変更
少なくとも、もう32MB以下のシステムは少ないですよね。でしたら、ファイルシステムのプロパティは、ネットワークサーバーにしましょう。この方が、パフォーマンスは向上します。私なんかノートパソコンもネットワークサーバー設定です。(^^;)
設定方法は、コントロールパネル / システム / パフォーマンス /
ファイルシステム を開き、コンピュータの主な使用目的 をネットワークサーバーに設定。
ただ、古いWin95には此処にバグがあって、ネットワークサーバーと、モービルコンピュータ設定値のレジストリが間違っています。レジストリの変更が必要です。システムのプロパティ
/ 情報 / システム のバージョンが、【4.00.950 B】でなければ、変更が必要です。変更方法は以下の通りです。(変更するツールもあります)
まず、\Windowsにある、Regedit.exeを起動します。HKEY_LOCAL_MACHINE/SOFTWARE/Microsoft/Windows/CurrentVersions/FSTemplatesのところにある、ServerのNameCacheと、PathCacheの値を逆にします。正しい値は、【
NameCache a9 0a 00 00 PathCache 40 00 00 00 】です。Mobileの設定も逆になっているので、必要なら直しておきましょう。
ドライブスペースのドライバ
高速アクセスのためには、これは使っては行けません。そして、もし、HDDの容量が十分で、ドライブスペースや、ダブルスペースなどを使う可能性が無いのでしたら、これ自体をMemoryから外してしまいましょう。これらのドライバは、Memoryを大食いします。それにWindowsの起動時間も長くします。しかし、これらを使っている方は絶対にやっては行けません。
外し方には2つの方法があります。まず、1つ目は、C:\ と、Windows\Command
にある、DRVSPACE.BINと、DBLSPACE.BIN を、別のフォルダに取っておく等の対策をして、削除してしまいます。また、もう一つの方法は、C:\MSDOS.SYS
のプロパティで、読みとり専用のチェックを外します。その後、エディタ等で、MSDOS.SYSを開き、最後の行に、【
DblSpace=0 】と、【 DrvSpace=0
】を追加します。上書き保存して、読みとり専用にチェックを戻しておきます。
ネットワークドライバ等
ノートパソコンとデスクトップなど、家庭内LANは快適です。しかし、BenchMark競技(?)には、ちょいとじゃまになります。Bench前にチョット無効にしておくと良いです。LAN関係だけでなく、取りあえず不要なデバイスやサービスなど思い切って外してしまった状態でBenchMarkってのが結構かと・・・。( ̄^ ̄)
そこまでしなくても、という方でも、ネットワークフォルダを開いたあとにBenchMark計測なんてことだけは避けた方がいいかもしれません。
レジストリに残ったゴミ・ファイルのゴミ(▼▼メ)
ソフトのインストールや削除を繰り返すと、HDD内にソフトの残したゴミファイル(ほとんど使われていないファイル)や、ひどいものになると、レジストリにまでゴミを残していきます。結果HDDやレジストリは膨れ上がり、パフォーマンスダウンなんてことも起こります。ツールで綺麗に削除するか、余り酷くなった場合は、初期化し直して再インストールなんてのも必要です。再インストールは面倒だし、折角の環境を元に戻すのも大変なので無理にする必要はありませんが・・・。(^^;)
レジストリの変更
取りあえず、割愛。危険区域ですので、これ以上はご自分で...( ̄^ ̄;)☆\(^-^;)
番外編に一部掲載 。
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ソフト・ドライバ・ツールによる高速化
ソフト編
Windows95より、WindowsNTの方がパフォーマンスが高いです。これは、OS自身のハードに対する最適化方法が異なりますし、メモリ空間の使い方が、各アプリケーションに別個に割り当てられるので、安定度も高いです。ディスクアクセスやキャッシュなどデバイスに関する管理方法など、Windows95とは、根本的に一線を画しています。
じゃぁ、Windows95がタコなのかというとそうではなく(そうかもしれない・・・)、3.1からのアプリケーションを継承してきた部分がありますし・・・う〜ん、擁護は別に良いですね。(^^;) NTに関しては完全32bitOSで、そのような縛りも全くなかったので、上記のようにメモリ管理やディスク管理自体がかなり高度に設定できたのだと思います。しかも、元々ネットワークサーバー用途ですから、安定度がなきゃね。(^^;)
NTを導入し、HDDのパフォーマンスを上げたければ、ディスクアドミニストレータによるストライピングも可能です。私のMainMachineでも使用していますが、ハードディスクへのアクセスパフォーマンスは桁違いです。
ただ、IDE -HDDでやるにはちと怖いかも・・・SCSIの方が安全です。(^^;)
ドライバ編
なんと言っても、ドライバ・BIOS類は新しいもの(安定度は確かめて)にしましょう。
私のMille君(ビデオカード)なんかは、ドライバの変更だけで、HDBENCHの値はかなり高くなりました。ものによっては、十数パーセント向上なんてものもあるので、チェックは怠りなく・・・。ただいきなり飛びつくと、バグだらけだったり、相性が悪かったりって事もありますから、情報収集も怠らない方が無難です。(^^;)
ツール編
くどいですが、メモリアクセスは重要です。intelsatというツールで、BIOS以上に高速化できる場合があります。このツールは、PCIチップセットのレジスタを直接変更するためのプログラムです。基本的には、BIOSセットアップ編で説明済みの事を理解できれば、このツールの設定もある程度は解ります。使い方は、Windows95が立ち上がる前に設定値を有効にしなければいけないので、DOSモードで立ち上げて、きちんと動作可能な設定にしてから保存し、Autoexec.batにintelsat立ち上げのコマンドを入れて使用するようになります。ただ、使い方を誤ると、Machineが立ち上がらないなんて事もあるので気を付けましょうね。(^^;)
また、intelsatはWindowsNTでは使えません。NTでメモリアクセスを強制的に向上させたければ、レジストリ設定ツールがあります。レジストリを直接変更しますので、細心の注意が必要です。実際のデータは、チップセットへののレジスタ設定値を【56h01・・・・】のようにダイレクトに入れなければなりません。
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ハードウェア設定による高速化
これも範囲が多すぎて、全部は書ききれないかもしれませんが、思いつくままに記載しておきます。
機器選定
お財布が許せば、より高速な機器選定をするというのは当たり前です。当たり前すぎて説明の余地もありませんね。( ̄^ ̄;)☆\(^-^;)
CPUなら、高クロック品、Pentiumより、Pentium2。メモリなら、FPMよりEDO。それよりSDRAMといったことです。Videoカードもパフォーマンスにかなり影響します。(^^;)アタリマエ
しかし、良いものを買っても安定して使えるかは別物です。対応BIOSや、ドライバはきちっとチェックする必要もあります。
クロックアップ
別に推奨するわけではありません。壊れても知りませんから、自己責任で・・・。 (^^;)
クロックアップにも2種類あります。CPUのクロックは、外部クロック×内部倍速で決められると言うのは、自作講座でも説明済みです。166MHzは外部66MHz×内部2.5倍速で動いているわけです。これを内部3倍速とか、3.5倍速にして使うというのが、一般的に言われるクロックアップです。
ちょっと、強者になると、外部75MHzで動作なんて事をします。225MHzや263MHzなんて数字を見たら、これに間違えありません。ここで、もう一歩考えたいのは、外部を上げる人がなぜ強者かと言うことです。
83MHzという設定があるマザーボードがあると、83MHz×2倍速でも166MHzということになります。どちらも同じ周波数ですが、パフォーマンスに違いがでるのです。さて、どちらが高速に動作するでしょう。答えは、83MHz×2倍速の方です。理由もあります。CPUの外部クロックを上げると、同時にメモリやキャッシュ、はたまた、VideoカードやSCSIカードなどの動作もそれに応じてクロックアップされます。従って、周辺機器まで含めて、クロックアップしたのと同じ事になりますから、BenchMarkをしてみるとかなり値の違いがでてきます。もっと言えば、60MHz×3倍速=180MHzより、66MHz×2.5倍速=166 MHzの方が、システム全体としては高速動作する可能性が高いです。といっても、これは同期型マザーボードの話。非同期型といって、CPUのベースクロックを上げても周辺のクロックは変わらないようにしたマザーボードもあります。それでも、外部クロックが高い方が、CPUは高速動作するでしょう。これは、口の細いビール瓶より、口の広い牛乳瓶の方が、早く水がこぼれるのと似ています。
ただ、ここで注意したいのは、クロックアップにはそれだけリスクも大きいと言うことです。動作しない可能性もありますし、ましてや、外部クロックをむやみに上げて、CPUだけでなく、マザーボードやハードディスク、Videoカードやディスプレイにまで負担をかける事になることも心得て置いてください。
これを読んで、クロックアップを是非やりたいという奇特な方は、クロックアップの補足編 も読んでください。
それでも飽き足らない人は、原発乗っ取りなんて、方法もあります。電気的な知識とノウハウ、半田鏝に自信がないと出来ませんが・・・。
冷却
クロックアップした人もしない人も、Machine・・・特にCPU冷却は欠かせません。BenchMark結果には直接関係ないのでは?と思いがちですが、そんなことはありません。効果的冷却によって、処理能力アップすることもあります。クロックアップするには当然だと思ってください。CPUクーラーは、なるべく強力なものを使い、ケース内冷却も怠りなく。が鉄則です。また、同期型マザーボードで、ベースクロックアップをするのであれば、PCIチップセットにもヒートシンクをなんてことも必要になります。
メモリ関連
高速なメモリを使うことは当然として、メモリに関係するところで、BenchMarkでやってみる価値のある部分があります。それは、ソフトウェアの高速動作のために増設したメモリですが、場合によってはこのときだけは逆に外してみると数値が上がる場合があります。TXマザーなどは、特に64MBを越えるメモリは逆にじゃまになります。これは、2次キャッシュがメモリ64MBまでしか効果を出さないようになってしまっているからです。また、クロックアップの上限に近い設定をした場合、メモリバンク間の転送がボトルネックになっていたりする場合等がでてきます。ベースクロックを高く設定する場合などは、特に2枚差しの方が動作しやすい場合もありますし、ツール等によるMemory最速設定に出来ない場合もでてきます。クロックアップした後は、Memoryの設定を落としたところから、徐々に早めて見るというのも手です。
クロックアップで使用する場合、試してみる価値ありです。
HDDのパフォーマンスアップ
ソフトのところでも書きましたが、RAID0のストライピングを使うとパフォーマンスがアップします。RAIDカードを追加するハードウェアRAIDです。ただ、RAIDカード自体が特殊な用途で使うもの(本来RAID5のミラーリングなど、HDDクラッシュ時のデータ保護に使用するのが本筋)なので、かなり高価ですし個人ユーザー向きではありません。それでも私はやってみたいのですが・・・(^-^ゞ
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クロックアップ補足 編
まず、クロックアップのメリット・デメリット
クロックアップのメリット
1) マシンが高速にる。
2) 自己満足に浸れる。
3) 周りには自慢の種になる。(ホントか?)
4) Machineへの知識の足しになるかもしれない。
(なんか、大したメリットはないですね。(^^;))
クロックアップのデメリット
1) CPUの寿命が短くなる。
2) マザーボードが故障しやすい。
3) ディスク関係のトラブルが起こりやすい。
4) 外部クロックを上げると、あらゆるパーツに負荷がかかる。
(したがって、マシンの寿命は短くなりますね。しかもメーカー保証対象外です。(^^;))
これらのことを念頭に置いて、あくまで自己責任で行ってください。実際にクロックアップの決断をするのは私ではありませんから、責任も持てません。m(_^_)m
クロックアップのノウハウ (この順序で理解・実行してください)
クロックアップ超入門
クロックアップの考え方は、上に書いたとおりです。ベースクロック×内部倍速が、CPUのクロックです。
効果の高いクロックアップは、ベースクロックを上げる方です。まだ意味の分からない人は、これ以上読んでも無駄です・・・って、ちょっと冷たい? しかし、クロックアップなんてのはそんなものです。誰も助けてくれないですし、やろうとする人自身の指向(嗜好)だけの問題なのですから・・・。
CPUの耐性
Pentium系CPUは、同じCPUに見えても、多くのロットが出荷されています。しかも、それぞれクロックアップの耐性は異なります。また、ロットによってクロック倍率の設定方法も異なる場合があります。クロックアップできなくても嘆く必要はありません。元々そんなもんです。
電源の確保
多くの機器を増設(ファンも含めて)しているような、Machineは電源容量は要注意です。電源容量に余裕がないと、ハードディスクやフロッピィディスクのモータが動作するときに電圧変動が生じ、CPUの誤動作の原因となることがあります。容量ぎりぎりで使うのではなく、ある程度の余裕を見込んでおいたほうが安全です。ドライブ類やファンの多くを使用する場合、少なくも300Wの電源は用意した方が良いです。
それから、パソコンのAC電源は出来るだけ単独でとるべきです。エアコンやビデオデッキなど、ACモーターを使った製品と同じコンセントから取るのは避けましょう。
CPU温度の監視
クロックアップを行う場合、温度計を用いるとCPUの状態を客観的なデータとして知ることができます。最近は、5”ベイに付けられるパソコン専用の温度計が発売されていますし、市販でもサーミスタを使ったデジタル式の温度計測器が売られているので、利用したほうが良いと思います。
冷却の強化
CPUを冷却するとクロックアップ限界値が若干ですが、伸びます。これは、半導体は冷却によって動作状態が向上するという特性があるからです。しかし、全体クロックからすればほんのわずかなものです。そのため、冷却はあくまで動作を安定させる手段だと思っていただいた方が良いと言えます。
【CPU冷却】
一般には、ヒートシンクを大型のものに増強するより、ファンを増強する方が冷却効率は高いと思います。双方を満たしたければ、体積の大きいヒートシンクと、風量、風圧の大きいファンを使用すれば言うことはないです。
取り付けには、ヒートシンクとCPUとの密着性が重要です。どれほど大きなヒートシンクを使用しても、CPUとシンクが密着していない場合には効果半減です。密着性を増すためには、市販のシリコングリスをできるだけ薄く塗ることが良いです。また、シリコングリスに銅粉などを混ぜると熱伝導率が上がります。銅粉はホームセンターなどに売っています。
【ケース内冷却】
次に、周囲温度を上げないことが重要です。CPUの発熱やドライブの発熱、さらにCPUクーラーからの放熱で、ケース内の温度が上がります。せっかくCPUを冷やそうと思ってファンを回しても、温風では何の効果も得られません。ケース用のファンは必ず併用しましょう。
【チップセットの冷却】
クロックアップを、外部クロックを上げて行うようでしたら、CPUだけでなく、チップセットも冷却しましょう。動かない・動作不安定の原因が、チップセットにある場合もあるかもしれません。もし、熱くなっているようでしたら、小さいヒートシンクでも付けてみましょう。
電圧設定
半導体は、シリコンの特性により、電圧を上げると、より高い能力がでるようです。従って、CPUにかける電圧を少々上げることで、より高いクロックで動作させることが出来る場合があります。しかし、これはむやみに上げれば、一発でCPUが昇天する可能性もあります。せいぜい10%程度ではないでしょうか。
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クロックアップした際の、異常動作
症状別対策
ピと音がして BIOS 自己診断画面が表示されるが、その後動かず。
初期画面に自己診断エラーが表示されて停まる。
BIOS は通るが、Windowsを読み込もうとして止まる。
〃 Windows起動中途に止まる。
うまくWindowsは起動するが、使っているうちにシャットダウン。または暴走。
一見、何の問題もなく動作する。
1.2. CPU (クロックアップの仕方によっては、その他部品)が追い付けないのでしょう。Memoryや2次キャッシュのチェックをしてだめなら、あきらめて標準で使うことをお勧めします。
3.4.CPUへの電圧不足及び冷却のどちらか、または双方が必要と思われます。冷却の確認、次に電圧を上げてみる等の対策を講じてみるとうまくいく場合があります。
5.典型的な冷却不足の症状です。取りあえず成功ですが、冷却強化を行わないと使いものになりません。
6.であればクロックアップは成功です。
安定度の目安
うまく動いた場合の安定度の目安として、Super π の100万桁以上を計測してみるのがよろしいかと思います。途中で転けるようであれば、まだまだ安定度は足りないと言えます。あっ。私の勝手な目安ではありますが・・・。まぁ、一応の目安ですから、出来なきゃ駄目って訳ではないですけどね。(^^;)
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番外編
こんな内容ですが、見たい人は こちら 。
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