1999年しぶんぎ座流星群観測指針  難波田康治氏(東京近郊地区流星観測者会)

 しぶんぎ座流星群は、別名りゅう座ι流星群とも呼ばれ、四大流星群(しぶんぎ群、ペルセウス群、しし群、ふたご群)の一つとして、毎年お正月の空を飾っています。この群の特徴は、活動期間が比較的短く、ピークが鋭いことと、年によってはかなりの出現(1時間あたり50以上)があることです。基本的なデータは以下のとおりです。

出現期間:1月1日〜1月5日
極大予想(99年):1月4日8時(日本時間)(太陽黄経238.16゜)
輻射点:赤経15h20m 赤緯+49゜
母天体:諸説があるが不明
極大夜の月齢(99年):16(位置:かに座)

 99年は、月が満月で、ピークも日本の朝8時にあたり、観測条件は最悪です。しかしそれでも1時間に10〜20個ほどは見られるはずなので是非観測しましょう。しぶんぎ群の輻射点が昇ってくるのは、23時頃なので、1月3/4夜の0時頃から明け方までが見頃です。なお厳冬期なので、防寒対策はくれぐれも気をつけてください。

備考
1)98年の観測では、上記のピークの6時間ほど後に、電波観測により別のピークが捕らえられています。しぶんぎ群のピークが2つあると言われています。
2)しぶんぎ群が木星の重力の影響で活動の増減を見せるという理論があり、それによれば99年は活発な年に当たります。
 また、ヘールボップ彗星がしぶんぎ群の母天体に当たるという考え方もあり、それによれば99年は大出現の年に当たります。


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