第68回 東京近郊地区流星観測者会集会

日時 99年6月20日(日) 午後1時から5時
場所 国立オリンピック記念青少年総合センター
参加者数 35名
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発表内容
1.まる東の由来について  田中正一氏
 まる東の生い立ち、名前の由来等について。

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2.自己紹介
 参加者全員に自己紹介をしていただきました。 今回が初めての方も多数おられました。

3.ペルセウス座流星群観測指針  福田暢之氏
 今年のペルセウス座流星群の条件や、旧ピーク、新ピークの予想時刻、参加者の皆さんの観測予定などについてうかがいました。長野方面で観測される方がおおいようです。 天候のことを考えると、新潟が有利かもしれない。

4.こと座流星群観測報告  難波田康治氏
 今年のこと座流星群の観測結果について考察しました。 今年の活動は平年並みでしたが、極大日は天気が悪く観測できませんでした。しかし、予想されたピークが電波観測からとらえられました。

5.みずがめ座流星群観測報告  難波田康治氏
 今年のみずがめ座流星群の観測結果について考察しました。今年の活動は平年並みでしたが、極大日の数日後(5月10日頃)も活動が活発だという傾向が指摘されました。


6.流星雨について  岡安裕之氏
 個人の観測データが残っている1989年から1998年まで調べたところ、HR100以上の観測が37件あった。 最大は91年ペルセのHR352だった。日本人でHR1000以上の流星雨を見た人はいるのか調べていたところ、1933年にドイツに留学していた南氏が見ているという記録があった。 ちなみにHR100以上の37件中17件は長田氏の観測だったそうです。

7.2月かんむり群について  橋本岳真氏
photo  1月末から2月上旬に活動を見せるかんむり群に類似した流星の軌道を、データベースから探した。 その結果いくつか該当するものが見つかった。また眼視観測から求められた輻射点位置と観測速度から軌道を推定したところ、母彗星として、 3つの候補が挙がった。 そのなかで有力なものはC/1947V1 Honda彗星である。


8.論文紹介  橋本岳真氏
 チェコのオンドレヨフで40年以上にわたって電波観測したデータの集計結果の論文3件が紹介されました。 ペルセ、ふたご群と1998年のジャコビニ群の結果が載っており、継続時間別のエコー数や質量分布指数の日変化などのデータが得られた。また、ふたご群では、ポインティング−ロバートソン効果によると思われる粒子の分化が観測されている。

9.オリオン座流星群観測指針  照井一恵嬢
photo  今年のオリオン座流星群についての観測条件等。 今年のオリオン群は条件が良くないですが、月が沈んだ後がねらい目とのことでした。 また、オリオン群は有痕率が高いそうです。


10.ポン・ウィンネッケ流星群、ジャコビニ流星群観測指針 橋本岳真氏
 今年の両流星群は、昨年大出現したこともあり要注意であるが、今年は両方ともHR5程度なのではないかということでした。 なお、両流星群とも極大予想時刻は全くあてにならないので、その点注意が必要。

11.しし座流星群観測指針 田中正一 氏
photo  昨年、大フィーバーを起こしたしし座流星群。 今年は、昨年の観測地の大混雑、道路の渋滞、不安定な天候などを反省点として、その傾向と対策のお話をしていただきました。 また、今年の出現数予測や、極大予想時などは参考程度に考え、とにかく最善の準備をして望むのが大切であり、日本は昨年、世界的に見ても少ない出現数の場所となってしまっただけに、今年は昨年以上の期待してもよいのではないか。


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