まる東集会/1999年12月5日

2000年しぶんぎ座流星群観測指針

森田 亮介

69-3.jpg しぶんぎ座流星群は、1月4日未明を中心に短時間に鋭いピークを持つ流星群で、極大夜以外の日はほとんど出現が見られません。
(しぶんぎ座は現在存在しません、別名りゅう座ι流星群)
この流星群は、しし座流星群やこと座流星群のように歴史は古くなく出現が見られ始めたのは、1825年の流星雨からで、それ以降は、安定した出現を見せています。
その数は1時間に20個から40個と、ペルセウス流星群やふたご座流星群と並んで、年間の3大流星群に数えられています。年によっては、1時間に60個以上の活発な出現を見せることや、お正月休みであることもあって多くの方が観測されています。

しぶんぎ座流星群のデーター「日本流星研究会ホームページから」
流星群名 
しぶんぎ座流星群/りゅう座ι(イオタ)流星群
英名
Quadrantids/Iota−Draconids/Bootids
活動期間
1月1日〜1月5日
極大時輻射点位置
赤経=230.1  赤緯=+48.5
極大太陽黄経
283.1° 283.4゜(極大については2つあると思われている)
母天体候補(※1)
マックホルツ第一周期彗星
流星群の特長
鋭いピーク・夜半前は長経路の流星が多い
明るさ、速度はふたご群と同じぐらい

(※1)この流星群の母天体については諸説あり、いまだにはっきりしていません。 研究者によっては、1997年に話題になったへール・ポップ彗星が,母天体であると言っている人もいますが、結論付けるのはまだ早いので「候補」とします。


今年の条件
予想極大日時
2000年1月4日13時 1月4日20時(JST)
極大夜当日の月齢
27(細い月がありますが観測の邪魔にはならないと思います)

月が無く、暗い星空のもと観測できそうだが、予想ピークがともに4日午後夜半前と悪条件のため、ふたご座流星群ほどは見られないと思う。
しかし,極大ころの輻射点がまだ沈んでいないため電波観測ならピークを捕らえらることが出来るかもしれません。
また、肉眼では4日03時ごろから夜明けと5日02時ごろからがおすすめ。
【注意】1月は東京などでもかなり冷え込みますので、防寒には特に気を配ってください。