第73回 東京近郊地区流星観測者会集会
日時 2001年3月11日(日) 午後1時から5時
場所 国立オリンピック記念青少年総合センター
参加者数 24名

2001年3月11日、国立オリンピック記念青少年総合センターにて、21世紀最初となる、第73回 東京近郊地区流星観測者会 集会が行われました。 24名が参加され、さまざまなテーマで発表が行われました。
発表内容
1、かみのけ座流星群群観測結果 芹沢寛隆氏
1月後半にピークがあると言われていたかみのけ群であるが、2001年の観測データを集計したところ、1月上旬に多くの出現があり、上旬がピークであると思われる。
2、しぶんぎ座流星群観測結果 石原明香嬢
理科大のしぶんぎ群の観測結果を集計した。 最微光星の計測に問題があり、ZHRが大きくなってしまったが、それを補正すれば、よい結果であった。
3、こと座・みずがめ座流星群観測指針 難波田康治氏 (資料提供 小川宏氏)
今年のこと群は月の条件がよいが、ピークは日本の昼に当たる。 しかし、突発癖があるので注意が必要。 みずがめ群は、月の条件はいまいちである。 夜半過ぎに観測できる。

4、73P/Schuwassmann-Wachmann 3 彗星関連流星群出現予報 橋本岳真氏
微光流星が多いので、暗い場所でプロット観測をしてほしい。 また、電波観測やテレビ観測ができる人は、そちらでも観測してほしい。
5、しし座流星群観測ツアー 渡辺美和氏 芹沢寛隆氏
しし座流星群を小笠原まで行って観測するツアーがOAAによって企画されている。船をチャーターして晴れ間を狙って移動するというものだ。
また御殿場でもツアーが予定されている。
6、輻射点高度修正計数Fbの比較 鈴木正文氏
2001年のしぶんぎ群データ(国内)を用いて検証。
現在NMSが使用しているのは、Fb=1/sin^(1.5)・(RPh + 5 cos^(2)・(RPh) )、一方IMOはFb=1/sin(RPh)を利用している。だかNMS方式は輻射点高度が低い時に過修正であることを改善するために、修正されたものであるが、理論的根拠があるものではない。むやみに複雑な式を用いるのはあまり賛成できない。過修正の是正の意味では、IMOで使用している計算式とそれほど変わらないので、IMO方式を採用すべきではないか。

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